フリーターと正社員の現実問題を解説。フリーターと正社員の格差は大きく2つのステージで生じます。フリーターと正社員の大きな差はやはり給料の差ではないでしょうか。
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フリーターと正社員の違いとは?
フリーターと正社員の大きな差、それはやはり給料の面ではないでしょうか。ボーナスがあるのはもちろん正社員だけです。では、具体的に両者の給料格差を生涯格差で考えてみるとどのくらい違いがあるのでしょう。
フリーターと正社員の格差は大きく2つのステージで生じます。つまり「現役時代の賃金格差」「年金生活時代の年金格差」の2つです。そうすると、それぞれのステージで期待できる収入を正社員の場合とフリーターの場合で試算して比較してみると生涯格差が見えてくるということです。
まず、正社員の現役時代の生涯賃金については、男性で大卒の方の標準的な生涯賃金は約3億円になるそうです。フリーターの生涯賃金については、仕事の内容や勤続年数によって様々なパターンがありますので一概にはいえませんが、バイト・パート等の非正規従業員の賃金については年齢に関係なく横ばいであることが明らかです。仮に毎月15万円で働き、年収で180万円程度で38年働いたとすれば、フリーターの生涯賃金は約6840万円という結果になります。
そして老後の格差ですが、正社員であった人は、毎月の給料から強制的に厚生年金保険料を天引きされています。その代わり65歳から老齢厚生年金をもらうことができます。今の年金水準は会社員を20年以上勤めた男性で平均して月額19.8万円程度です。また、65歳時点での平均余命から考えると、年金を受け始めた人は平均して男性18年、女性23年ほど長生きするので、平均的な年金収入を仮定してみると約4277万円ということになります。またこのほかに大卒の男性が定年退職した場合平均2738万円の退職金がもらえます。
ニートとひきこもりにはいったいどんな違いがあるのでしょうか。結論から言うと、「ニート」と「ひきこもり」の違いは、対人関係の有無。「ニート」は身内以外の第三者(友人、知人等)との人的つながりがあります。一方、対人関係を遮断する傾向にあるのが「ひきこもり」ですので、身内や身内以外の第三者との人的繋がりは、ほとんどないと言っても過言ではありません。
内閣の規定によるとニートの概念は、非求職型:無業者(通学、有配偶者を除く)の就職希望を表明しながら、求職活動はしていない個人と、非希望型:無業者(通学、有配偶者を除く)のうち、就職希望を表明していない個人ということになっています。ひきこもりの定義は、斎藤環氏の「社会的ひきこもり」によると「20代後半までに問題化し、6ヶ月以上、自宅にひきこもって社会参加しない状態が持続しており、ほかの精神障害がその第一の原因とは考えにくいもの」だそうです。
ここで考えれば分かることですが、6ヶ月以上、自宅にひきこもって社会参加しない状態が持続しているひきこもりが、通学や求職活動をしていけると考えれますか?何がいいたいのかというと、ひきこもりはニートに含まれると考えてほぼ問題ありません。ただ厳密に言うと、全ての社会的ひきこもりがニートであるわけではありません。定義によると15〜34歳ではないひきこもりや、通学や求職活動を行っているひきこもりはニートではありません。
また、ひきこもりは若者に特有の現象と思われがちです。しかし必ずしもそうとは限りません。実際に、40代で会社を辞め、失業保険と貯金を食いつぶしながら数年自宅にひきこもる中年の人もいます。若い人の場合、社会人の経験が乏しいあるいは全くないことが、再出発の大きなハードルになることは否めません。しかし中年以上の人間にとって、とりわけ仕事に限っていえば、その責任や重圧を経験しているからこそ、大きな不安になる場合もあると言えるでしょう。
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